建設会社が目指す
自然薯の地域ブランド化

中山道じねんじょ農園は、岐阜県恵那市で長年建設事業に携わってきたセントラルグループが新たな取り組みとして始めた事業です。
地域の特産品「自然薯」を地域ブランドとして広く知ってもらうことで、地域の食と農に貢献することを目指しています。

建設技術を活かして
地域の自然環境を整備したい

恵那市周辺地域では、農業の後継者不足が進み、年々耕作放棄地が増えています。
中山間地で農地が減少していくと、土砂災害や洪水など自然災害の危険や獣害が増えるといった原因にもなります。
私たちの建設技術を活かし、地域の環境づくりのためにできることをしたいというのが中山道じねんじょ農園の原点です。

地域の食文化を
伝えたい

恵那市のある岐阜県東濃地域には、1月2日に自然薯をすりおろしたとろろをご飯にかけて食べる風習が残っています。
自然薯は一般的には広く知られていないかもしれませんが、貴重な山の食材として大切にされてきたのです。そんな地域の特産品を全国の方に知ってもらいたい。そのために自然薯の栽培と地元の飲食店、醸造会社との商品開発に取り組んでいます。

私たちのこの取り組みが、平成30年3月農林水産省の総合化事業計画に認定されました。

*農林水産省の総合化事業計画とは「農業の六次産業化」と呼ばれ、農産物から加工品を生産し、流通・販売につなげていく一連の仕組みを指します。

また、翌年には岐阜県からGAP認証を取得しました。

*GAPとは「Good Agricultural Practice」(良い・農業・実施)の頭文字を取ったもので、食品安全、環境保全、労働安全等などの観点からリスクを管理し持続的に農業を行うための取り組みを意味します。